アフィリエイターの仕事は、欲しい人に欲しいものを紹介することです。
そして、その情報をユーザーに届けるためには、検索上位に入って、あなたのサイトを認識してもらう必要があります。
検索上位にサイトを表示させるために必要なのが、「SEO対策」です。
SEO対策と一言で言っても、やる事はそれこそ山のようにあるわけで、そのすべてを対策することは不可能です。
そこで、今回の記事では、必要最低限、これだけはやっておきましょう、というSEO対策を9個、解説を交えながらご紹介します。
SEO対策って何なのか知らん、という人も、ざっくりと「こんな感じがSEOなのね」と認識してもらえればOKなので、まずは読んでみて下さい。
SEO対策とは?なにすりゃいいの?
SEOとは、検索エンジン最適化のことです。
検索エンジン最適化、なんて書かれると、なんか小難しい言い方でちょっとイラつきますよね。
簡単にいってしまえば、検索結果の上位(1ページ目)に入るための、検索エンジン(Google)に対する対策全般のことを言います。
SEOについての解説や、本質的なことについては、こちらの記事でまとめています。
もし興味があれば読んでみて下さい。
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で、そのGoogle様に認めてもらうために行う対策全般ですが、そちらの説明に入る前に、知っておいて欲しいことがいくつかあります。
SEOは加点方式
SEOには様々な施策があります。
タイトルに検索ワードを入れるとか、被リンク対策、画像にaltタグを付ける、毎日更新する…。
こういった対策をするごとに、「加点」されていくのがSEOです。
例えば、
- タイトルに検索ワードが入っている・・+○点
- 被リンク・・+○点
- 画像にalt属性・・+○点
- 毎日更新・・+○点
こんな感じで、サイトを立ち上げる前が0点だとすると、そこからSEO対策するごとに、どんどん加点されていくイメージですね。
なので、SEO対策していないから減点される、ということではなくて、がんばった分だけプラスになるイメージです。
それと、SEO対策は基本的に、「内部対策」と「外部対策」の2つに分けて考えられます。
SEOの内部対策というのは、自分のサイトを検索エンジンに合わせて、最適化させていくことを言います。
例えば、サイトを見やすいようにカテゴリ分けしたりとか、内部リンクを貼ったりとか、そういったことです。
対して外部対策というのは、主に被リンク対策のことを言います。
ということで、そんなことを踏まえながら、今後積み上げていくSEO対策の、これだけはやっておくべき、という項目を9個ご紹介します。
SEOの内部対策はしっかりやろうぜ!
こちらでは、SEOの内部対策について、ご紹介しています。
内部対策は、自分のサイトをGoogleとユーザーに高く評価してもらうために行う、サイト内での改善対策のことです。
以前はSEOといえば外部対策、というぐらい外部リンクがとても重要でしたが、今は内部対策の重要性がものすごく高くなっています。
ユーザーの役に立つ、利便性の高いコンテンツを目指しながら、内部対策をしてクオリティを高めていきましょう。
サイトマップの設置
サイトマップは、サイト内のページをリスト化したもので、ユーザーと検索エンジンに対して、このサイトがどんなサイトなのかを伝えることができます。
ユーザーに対してはサイト全体の目次がわりに、検索エンジンに対しては、クローラーの回遊性を高めるために役に立ちます。
サイトマップにはHTMLとXMLの2つの形式がありますが、どちらも作成しておくことが大事です。
表示速度の改善
Googleから「スピードアップデート」の発表があったことで、サイトの表示速度改善は、SEO対策に必須の項目となりました。
また、表示速度はSEOだけでなく、コンバージョンやユーザーの満足度にも大きく影響すると言われていて、アフィリエイターにとっては超重要項目です。
表示が遅いサイトは改善していきましょう、放置はマズイです!
内部構造を整える
内部構造を整えて、Googleのクローラが回遊しやすいサイトを構築していくことは、とても大事なことです。
具体的には、HTMLタグを正しく使う、パンくずリストの最適化、メタディスクリプションの設定など、グーグルボット(クローラー)に分かりやすいサイト作りをしていきます。
モバイルファースト
2018年3月に、Googleから「モバイルファーストインデックス」の開始が発表されたことにより、モバイル対策もまた、必須の項目となっています。
モバイル対策っていうのは、ようはスマートフォンで見やすい、分かりやすいサイトを作っていく対策のことです。
サイトがスマホに対応しているか、Googleが判定する基準を「モバイルフレンドリー」とも呼びます。
なんでこんなことが発表されたのかというと、スマホの普及率が上がり、PCからの検索よりも、スマホからの検索回数が圧倒的に多くなったからなんです。
最近のワードプレステンプレートは、モバイル対策がすでになされている物が多いので、そういったテンプレートを使っているなら、特に対策は必要ありません。
自分のサイトがモバイルフレンドリー対応できてるかどうかは、こちらでチェックすることが出来ます。
常時SSL化
常時SSL化は、簡単にいえばWebサイトの安全性を高めるための、セキュリティ対策です。
GoogleがサイトのSSL化を推奨しているため、SSLに対応するサイトがどんどん増えてきています。
SSL化されていないサイトは、「保護されていない通信」と表示されるようになったので、早めに対応しておいたほうが良いです。
リンク切れ対策
自分のサイトに設置してあるリンクから、外部サイトに移動できない状態のことを、リンク切れ、リンクエラーと呼びます。
リンクエラーが直接的に検索順位に影響することは無いみたいです。
ただ、放置しておくとユーザーの利便性を下げることになるし、不親切なサイトとして、今後そのユーザーは訪れてくれなくなるかもしれません。
また、検索エンジンのクローラビリティにも良くないので、リンク切れは対策しておきましょう。
ワードプレスなら、こちらのプラグインを使えば簡単に対策できます。
SEOの外部対策だって超大事なんですぅぅ!
外部対策とは、被リンクをもらうための対策のことです。
以前は、被リンクが多く貼ってあれば、SEOでとても有利という状況でした。
しかし、今は被リンクが多ければ良いというわけではなく、内部対策のほうが重視されつつあります。
かといって、被リンクが効果が無いのかといえば、そういうわけではありません。
大事なのは、被リンクの「質」なんです。
現在の被リンク対策
以前の被リンク対策は、自演リンクや業者による大量のリンクなど、ブラックハット的なものが目立っていました。
しかし、Googleのアップデートでこれらのガイドラインに違反するような被リンク対策を施したサイトは、一斉に駆逐されてしまいました。
現在の被リンク対策とは、自然についた良質なリンクをもらうための、対策となります。
SEO対策に必須のツール
内部対策と外部対策をバランスよく施し、加点方式でサイトの評価を高めていくのがSEOです。
いろいろな施策のあるSEOですが、ツールを使うことで、確認や対策が見える化できて、楽になります。
サーチコンソールとアナリティクスは、アフィリエイター必須のツールなので、ぜひ導入しておいて下さい。
サーチコンソールの導入
サーチコンソールは、サイト運営に大事な情報がたくさん集められる、サイト運営者必須のツールです。
サーチコンソールを導入することで、SEO対策に必要な、さまざまな情報をチェックすることができます。
サーチコンソールで出来るSEO対策
- HTMLの改善
- 検索キーワード
- 外部リンク状況確認
- 内部リンク状況確認
- モバイルユーザビリティ
- サイトマップの送信
アナリティクスの導入
SEO対策をしたらそれで終わり、ではなくて、対策した結果どうなったのか、マメに確認しておきましょう。
Googleアナリティクスは、サイトの現状把握に必須のツールです。
SEO対策効果の確認は、短期だけでなく長期的に、マーケティング的な視点も持って見ていく必要があります。
できるだけ早めに、アナリティクスは導入しておいて下さい。
最後に
SEO対策はこれだけやれば後はOK、みたいなことはなくて、施策する項目もたくさんあり、時代とともに変わっていくので、SEOに終わりはありません。
検索順位を決めるGoogleのアルゴリズムには数百の要素があると言われていて、そのすべてに対策することは、Googleの社員でも不可能だそうです。
ただ、上述しているように、SEOは加点方式なので、やれることをやって点数を積み上げていく、これがSEOの基本的な考え方です。
SEO対策をしたから順位が爆上がりした、なんてことはありませんが、地道に、コツコツと続けていくことで、結果的にライバルに差をつけることができますからね。