アフィリエイトで収益を出すために、コピーライティングを学んだほうが良いのか、考えている人も多いと思います。
たしかに、そういったスキルを身につけることで、成約率を向上させることは出来ますし、アフィリエイターにとって必須のスキルだと僕も思います。
ただ、それってある程度ライティングの基礎ができてからの、「応用編」的な部分だと思うんですよね。
それ以前の、基本的な「人に読ませる」ライティングを知らないと、テクニックをいくら詰め込んでも、読んでもらえず離脱されてしまうようでは意味がないですよね。
今回の記事では、偉そうに「ライティング技術」なんてタイトルをつけてますが、内容は最初に知っておくべき、Web記事を書く時の基礎中の基礎について書いています。
とはいっても、ここを知らないと、いくらコピーライティングやセールスライティングの型を学んでも、人に読んでもらえない記事になっちゃいますからね。
もしあなたがライティングに自信がないのであれば、今回の記事が多少なりお役に立てるかもしれません。
共感される記事を書こう!
さて、人に読まれる記事ってどんな記事でしょうか?
大きく分けると、2つに要約できるんじゃないかと思います。
「共感される記事」「読みやすい記事」
この2つがそろえば、ユーザーに最後まで読んでもらえる記事になると思うんですよね。
どちらもとても大事な部分なんですが、特に共感できるところのない記事は、すぐに離脱される原因になってしまいます。
共感される記事の書き方
共感される記事って何なのか、まずはここを知らなければ書けないですよね。
共感される記事っていうのは、あなたの書いた記事を読んだユーザーが、「これは自分に関係がある」と感じるような記事のことです。
例えば、ダイエットでリバウンドに悩んでる人に、「ダイエットって痩せても、油断するとすぐリバウンドしちゃいますよね」と一文書けば、「あー、そうそう、分かるわ~」と、自分の事として読んでもらえますよね。
これが、「このサプリは成分がどーたらこーたらで、~なのでリバウンドしません、だから買って」みたいな記事だと、1ミリも共感してもらえないわけです。
なので、誰に対して書いている記事なのかを明確にして、その人の悩みや欲求に共感しながら記事を書いてみましょう。
それと、共感される記事を書くために大事なのが、「ファーストビュー(冒頭文)」です。
ユーザーがサイトを訪れて、最初に見るのが冒頭文ですよね?
※冒頭文とは?
タイトルと最初の見出しの間にある、画像の赤枠で囲われている文章のことです。
ここでしっかり共感してもらえる文章を書いておけば、その先も読み進めてもらえる確率が上がります。
冒頭文には、その記事で伝えたいことをまとめつつ、ユーザーが共感してくれるような一文を入れておくと効果的です。
読みやすい記事を書くためのライティング技術
共感される記事を書くことのほかにも、「読みやすい記事」「分かりやすい記事」を書くことも同じぐらい大事です!
本当に基本的なことばかりですが、読みやすい記事を書くためのテクニック(?)をまとめてみましたので、ちょっと読んでみて下さい。
箇条書きを活用する
箇条書きにすることで、その記事で何を伝えたいのかが、ひと目でわかるようになるので、かなり読みやすくなります。
例えば、この「読みやすい記事を書くためのライティング技術」の項目で伝えたいことを箇条書きにするとこうなります。
この記事で伝えたいこと
- 箇条書きを活用する
- 行間に気を配る
- 句読点は大事
- 画像を適切に入れよう
- 途中に「吹き出し」をはさむと読みやすい
- 代名詞は少なめに
- 文字数稼ぎはしない!
- 装飾を多用しない
- 例え話を多く入れる
- 推敲が超大事!
こんな感じで、パッと見でどんなことが書いてあるか分かると、読む方も先の文章を理解しやすくなります。
他にも、文章でずらずらと書くよりも、箇条書きにしたほうが見やすくて良い場合があります。
箇条書きにする前
アフィリエイトで稼ぐためには、キーワード選定、商品選定のほか、ライティング技術やSEO対策も必要だし、正しいノウハウやマインドセットも学ぶ必要があり、そもそも作業しないと稼ぐことは出来ません。
箇条書きにした場合
アフィリエイトで稼ぐために必要なこと
- マインドセット
- 正しいノウハウ
- キーワード選定
- 商品選定
- ライティングテクニック
- SEO対策
- 作業時間の確保
箇条書きにすると、頭を使わずにスッと入ってきますよね。
単語が連続して文章が書きにくいときは、箇条書きにしてみると読みやすくなります。
行間に気を配る
行間は適切に空けてあげないと、ものすごく読みにくい文章になってしまいます。
行間の無い記事
適度に行間のある記事
行間がほとんどない、ものすごく読みにくい記事を書いている初心者の人がたまにいますが、これは確実に離脱される原因になるので、行間はしっかりあけてください。
PCでの閲覧なら、多くても3行ぐらいまでにしておかないと読みにくくなります。
ただ、最近はスマホでの閲覧が圧倒的に多くなってきてるので、3行でもちょっと長いかもしれません(ワードプレスで書いている場合)。
僕の場合は、極力2行ぐらいで収まるように書いています。
句読点は大事
句読点というのは、「、」とか「。」とかのことです。
これも、文章を書き慣れていない初心者の人は注意してほしいんですが、句読点の無い文章は読みにくいし、内容を理解するのに時間がかかってしまいます。
句読点の使い方に関しては、こちらのサイトがとてもわかりやすかったです。
ただ、例題が面白くて頭に入らないかもしれませんw
画像を適切に入れよう
文字だけの記事よりも、要所要所に画像を入れたほうが、読みやすい記事になります。
やはりどうしても、文字だけだと読むのが疲れてしまい、離脱される可能性が高くなってしまいます。
とくに、女性向け商品をアフィリエイトするなら、きれいな画像をいれるのは絶対に必要です。
文字だらけで、「読むのが面倒くさそう」と思われたら、女性はすぐ離脱するか、思いっきり読み飛ばします。
画像を入れる時は、記事のイメージに近いもの、連想できるものを入れてあげましょう。
画像をみただけで直感的にどんな記事なのか、理解できるようなものが良いと思います。
良い画像の使い方
イマイチな画像の使い方
途中に「吹き出し」をはさむと読みやすい
最近の流行りですが、「吹き出し」を入れると、読みやすい文章になります。
一つの見出しに対する文章が長くなりすぎると、読むのが疲れてしまい、読み飛ばされたりしやすくなっちゃいます。
文章が連続するよりも、箸休め的な感じでちょいちょい入れてあげると、読み疲れしにくくなります。
画像を入れるのと同じ理屈で考えてもらえば、オッケーだと思います。
WordPressテーマで吹き出し機能が付いているならそちらを、無いならプラグインを使うと良いですよ。
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代名詞は少なめに
代名詞というのは、「これ」「あれ」「それ」などといった、名詞を使わずにそのものを指し示す言葉のことです。
ユーザーは記事を読む際に、最初から最後まで、一字一句見逃さないように読んでくれるわけではありません。
途中で読み飛ばされてしまった場合に、「あれはつまり~で…。」なんて始まりだと、ユーザーからすれば
となってしまい、離脱される原因になってしまいます。
もちろん、まったく使ったらダメというわけではなくて、多すぎるとユーザーが読みにくい記事になってしまう、ということです。
文字数稼ぎはしない!
以前は文字数が多ければ多いほど、SEOの評価が高くなりやすいと言われていました。
しかし、今は不必要に長い記事よりも、短くても要点をおさえた、分かりやすい文章のほうが評価されやすいようです。
初心者のうちは、記事が書けなくて文字数稼ぎをやってしまいがちですが、それは意味がありません。
記事が書けないのは、たんに書くための情報が足りないだけなので、しっかりリサーチして情報を増やしていきましょう。
装飾を多用しない
読みやすい文章を書くためには、文字装飾はとても大事です。
ただ、過剰な装飾は読みにくいうえに、ナニが大事なのか分からなくなってしまいます。
悪い装飾の例
このように、ポジティブ思考では自分が稼げない、という問題点を見ないようにしているので、ずーっと稼げないままです。
ついでにもう一つ、「根性論」も違うので注意して下さい。
根性論は、気合と根性があれば何でもできる、という考え方です。
根性論には、どうやったら問題を解決できるかを考える、具体的な「思考」が抜けています。
アフィリエイトで成功するためには、やはり物事をプラスに向かわせる思考や信念、つまりマインドセットが必要ということですね
なにが大事な部分かわからないし、カラフルすぎて気持ち悪いですね。
良い装飾の例
このように、ポジティブ思考では自分が稼げない、という問題点を見ないようにしているので、ずーっと稼げないままです。
ついでにもう一つ、「根性論」も違うので注意して下さい。
根性論は、気合と根性があれば何でもできる、という考え方です。
根性論には、どうやったら問題を解決できるかを考える、具体的な「思考」が抜けています。
アフィリエイトで成功するためには、やはり物事をプラスに向かわせる思考や信念、つまりマインドセットが必要ということですね。
装飾で強調するのは大事な部分だけ、色はあまり使いすぎず、3色ぐらいに抑えておくと読みやすいです。
例え話を多く入れる
人間の考え方や、物事の受け止め方は多種多様で、同じ話を聞いていても、感じたことが全く違う、なんてことは当たり前ですよね。
アフィリエイトで記事を書いても、解釈や受け取り方が読み手しだいになってしまうと、成約率に影響が出てしまいます。
そこで、例え話を入れてあげることで、誰でも同じように理解が進むよう、誘導することも可能です。
たとえば、こんな記事があったらどうでしょう。
アフィリエイトで稼ぐためには、稼ぐためのスキルや正しいノウハウを、根気よく学ぶ必要があります。
正しいノウハウを学ぶには、初心者にも分かりやすいこの教材がとてもオススメです。
これだと、人によっては「全くアフィリの知識がない自分でも大丈夫なのかな?初心者向けの教材は他にもあるし、ほかも検索してみよう」となってしまうかもしれません。
例え話を入れるとこうなります。
アフィリエイトで稼ぐためには、稼ぐためのスキルや正しいノウハウを、根気よく学ぶ必要があります。
例えば「ドラゴンクエスト」で、レベル1ひのきの棒で竜王に挑んだら、どうなるでしょうか?
まったく太刀打ちできず、一撃で教会行きですよね。
アフィリエイトでも、正しいノウハウを学ばなければ、他のアフィリエイターにまったく太刀打ち出来ないでしょう。
そこで、アフィリエイトレベル1のあなたでも、すぐにノウハウが理解できる初心者向けの教材をご紹介します。
ここまで書けば、ユーザーに伝えたいことが伝わっているはずです。
ここで言う伝えたいこととは、「初心者のあなたにもわかりやすいノウハウですよ」ということです。
推敲が超大事!
記事を書いたら、必ず「推敲」はするようにして下さい。
推敲というのは、自分の書いた文章を何度も読み直し、修正してクオリティを上げていくことです。
ここで大事なのは、「修正してクオリティを上げる」という点です。
よほど文章を書くのが上手な人でない限り、一発で完璧な文を書くのは、なかなか難しいですよね。
何度も読み直すことで、文法のおかしいところや、読みにくい箇所を修正していきましょう。
また、推敲というより「校正」になるかもしれませんが、誤字、脱字のチェックは必ずしてください。
誤字や脱字が多すぎる記事は、それだけで信用を損なってしまう可能性もあります。
それに、ちょっとした間違いで意味合いがまったく変わってしまうこともありますからね。
本来の文章
一文字間違った文章
文章を書くのが苦手なら、PREP法を使ってみよう
アフィリエイトを始めたての人には、「どうしても文章を書くのが苦手、うまく書けない」という人も多いんじゃないかと思います。
そんな人にオススメなのが、「PREP法」というライティングテクニックです。
PREP法というのは、一番最初に文章の結論部分を持ってきて、その後にその理由、「何故そうなるのか」という部分を書いていく書法です。
PREP法の良いところは、最初に結論を持ってきているので、内容が把握しやすくなるというところですね。
これなら、多少文章の書き方が稚拙でも、ユーザーに理解してもらいやすい、説得力のある文章を書くことが出来ます。
興味が無いとすぐに離脱されてしまうWeb文章にとって、結論がすぐわかるPREP法はピッタリなライティングテクとも言えますね。
PREP法の例
ガルマは死んだ、なぜなら坊やだからだ。
ライティングスキルの基礎力を上げるには?
アフィリエイトで稼ぐためには、人に読んでもらえる程度のライティング能力は必要です。
しかし、文章を書くのが苦手な人にとっては、そう簡単なことではないですよね。
では、どうすればライティングスキルは鍛えることが出来るんでしょうか?
書き方がまったく分からず1文字も書けない、どうしていいかわからない、という場合は、「写経」をおすすめします。
写経といっても、本当に経文を書き写すわけではありません。
あなたが好きなサイトや、実際に稼いでるアフィリエイターさんのサイトを、そっくりそのまま書き写していくことを言います。
これをやると、稼いでる人の文章の書き方、リズム、言葉の選び方とかがよくわかります。
写経するさいに注意したいのは、ただ無心でタイピングするだけでは、まったく意味が無いということです。
しっかり内容を理解しながら、文章の流れや、訴求のタイミングなど、学ぶつもりで書き写していくと、上達しやすくなります。
それと、当たり前の事になってしまいますが、ライティングスキルを高める一番の練習は、とにかくひたすら、記事を書きまくることです。
最初のうちは、成約率とかコピーライティングとかあまり考えすぎず、がんがん記事を書いて、数をこなしていきましょう。
実際に記事を書いて数をこなすほど、ライティングスキルは自然に上がっていくものなので、本を読んでイメージしてるより、はるかに成長が速いです。
圧倒的な努力だけが、ライティング能力を底上げできます。
あまり難しく考えず、初めのうちは記事を書きまくりましょう!
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