こんにちは、かずさんです。
アフィリエイターって、セールスマンですよね。
広告主がリリースした商品をお客さんに紹介する、書くことに特化したセールスマンです。
ですから、セールスコピーライターとして、商品を購入、あるいは契約してもらうための、セールスレターを書かなきゃいけないですね。
ただ、初心者アフィリエイターは、無自覚にやっちゃいけないセールスレターを書いてしまいます。
今回の記事では、ダメなセールスレターの書き方を例に挙げ、良いコピーライティングの書き方やコツをご紹介します。







ユーザー目線が足りない
おそらく、大半の初心者アフィリエイターがやってしまう、最も間違いやすいセールスレターの書き方があります。
それは、ユーザーが何を求めて検索しているのかを考えず、商品LP(販売ページ)の劣化版を作ってしまうパターンです。
商品LPからキーワードを抜き出したり、リライトすることしか考えていないために、一番大事な「ユーザーが何を知りたいのか」が抜けてしまうんですね。
ありがちなところだと、商品のメリットや特徴をひたすら並べてしまう感じです。
例えば、
- ○○の成分が従来の2倍!
- 開発期間5年
- 満足度97%
こういった企業の売り文句を並べても、企業が言えば説得力が増しますが、あなたが言っても説得力が無いですし、売り込み臭くなってしまうだけです。
それに、ユーザーの共感や評価はもらえないし、劣化版LPではSEO的にも価値のない、低品質コンテンツとみなされてしまう可能性もあります。
大事なのは、商品の良いところをゴリ押しするのではなく、なぜその商品がユーザーに必要なのか、ということを教えてあげることです。
「あなたはこんなことで悩んでませんか?この〇〇を使うと、悩みが解決できるかも」
というような、悩みを持つユーザーに興味を持たれるような書き方をすることが大事です。

ユーザーは、「自分に関係がある内容の記事だ」と思わなければ、読んでくれません。
ベネフィットを羅列しすぎ
商品のメリットや特徴を並べるだけでは意味がありませんが、ベネフィットをたくさん並べてしまうのもマイナス効果です。
ベネフィットとは
商品を使うことで得られる利益や未来のこと。
- メリット→特許成分配合
- ベネフィット→痩せたらモテる
メリットよりベネフィットが大事ということまでは知っていても、ベネフィットをたくさん提示してしまう失敗をする人は多いです。
例えば、
「この商品を使うことで、サイズの小さい可愛い服が着れるし、肌もきれいになって友達にほめられ、つらいお通じの悩みも解消して前向きになれるかも」
なんてベネフィットだらけの文章を書いてしまうと、逆にユーザーは混乱するし、こんな良いことばかりあるわけがない、と警戒されてしまいます。
ベネフィットを伝える時は、羅列せずに、その悩みを持つユーザーが一番欲しいであろうベネフィットに遡及(そきゅう)するのが良いです。
ムダに長く読みにくい
Webの文章って、読みにくいな~とか、なんか分かりにくいな~と思われたら、そこままでです。
Webを閲覧しているユーザーは、基本的に知りたいことを調べているだけで、じっくり読む気はありません。
ですから、読みにくい文章を頑張って読んだりはしてくれないので、読みやすく、分かりやすいレターを書く必要があります。
読みやすいレターを書くコツとしては、文章に見出しを付けて内容ごとに短く区切ることです。
例えば、「○○の効果」という見出しを付けたなら、そこに書くのは効果に関する文章だけにして、「口コミ」とか「使い方」とか、複数の要素を詰め込まないってことです。
ただ、読みやすくて短いレターのほうが売れるのか、というと、そんなこともないんですね。
その記事のタイトルやキーワードにもよりますが、商標キーワードで成約を狙うなら、しっかりと商品の特徴やベネフィット、口コミなども説明したほうが良いので、結果長文になってしまうでしょう。
大事なのは、「無駄に」長くしないということです。
以前強かった長文SEOを意識して、文字数を稼いだりするのは意味がないです。
難しい言葉や専門用語を使いたがる
これも初心者のうちはやってしまいがちですが、商品のLPやWikiなどで調べた専門用語を、そのまま使ってしまう人が多いです。
例えば、
「KOMBUCHAは酢酸菌コロニーが形成したゲル状のものであり、酵素も多く含有されていて、ファスティングするのに適しています」
こんな文章だと、知識の無いユーザーなら「酢酸菌?ファスティング?」となって、ブラウザの戻るボタンから離脱してしまうでしょう。
なるべく難しい言葉は使わず、誰にでもわかるような言葉で文章を書くのが大事です。
それと、「自分が知ってることは相手も知ってる」という前提で書いてしまい、説明を省略してしまうのはよくあることです。
上の例文でいうなら、「KOMBUCHA」「ファスティング」といった単語は知らない人もいると思います。
「KOMBUCHAは、酵素もたくさん含まれていて、ファスティングにもピッタリなんです!」
※KOMBUCHAとは→いわゆる紅茶キノコのこと、醗酵飲料です。
※ファスティングとは→断食のことです。
このように、専門用語を使う必要がある場合は、注釈や補足を入れることで読まれやすい文章にすることができます。
本題に入るまでが長い
記事を書く時は、どんなことが書いてあって、読んでる人のどんな悩みを解決できるのか、ということを、冒頭部分ではっきりさせておく必要があります。
Webで検索して記事を読んでる人は、何かを調べている人です。
そこに自分の探してる答えがあるのか、悩みを解決できるのか、ということがわからないと、やはり離脱されてしまいます。
ですから、記事の冒頭文はとても大事な部分なんです。
冒頭部分でユーザーに探してる答えがあることを伝えて、次を読んでもらう工夫をしていきましょう。
画像は必要無いと思っている
画像を入れると記事が重くなるから入れないとか、面倒だから入れない、という人もいると思います。
でも、セールスレターには写真やイラストなどの画像は必要です。
いくら言葉を並べても、写真1枚の説得力にはかなわないからです。
もちろん、記事の内容とあまり関係のないような画像では意味が無いですが、分かりやすくイメージさせやすい画像やイラストはどんどん入れたほうが良いと思います。
解決策が無い
成約率を最も下げてしまう要因は、解決策が明示されていないことにあります。
何度も言うようですが、ユーザーは知りたいことがあって、検索しています。
あなたのサイトを訪れる要因の大半は、知りたいことがあるからです。
ユーザーの知りたいことに答えていない、つまり解決策が明示されていなければ、ユーザーは納得していないわけですから、アフィリリンクをクリックするわけがないですよね。
ユーザーがアフィリエイトリンクをクリックするのは、自分が納得した時だけです。
答えの明示されていない記事なら、ユーザーが取る行動はひとつ、ブラウザの戻るボタンをクリックです。
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回は、初心者の人が無自覚にやってしまう、悪いコピーライティングの例を出しつつ、改善策も書いてみました。
コピーライティングというのは、人の行動を促す技術のことです。
ですから、コピーライティングの知識が全然無い人でも、アフィリエイトに取り組んでいる以上は、リンクを踏んでもらうため、無自覚に使っているものです。
あなたのコピーライティングは大丈夫でしょうか?
間違ったコピーライティングを続けていては、なかなか成約に繋げることは難しいでしょう。
ぜひ、一度自分の書いた記事に問題点はないか、見直してみてくださいね。
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