こんにちは、かずさんです!
ブログを始める時に、まず最初の段階で決めておかないといけないのが、レンタルサーバーを何処にするかですよね。
ここを金額だけで適当に選んでしまうと、後々すごーく後悔することになります。
とはいっても、レンタルサーバーなんて無数にあるし、いったい何処を選んだらいいのか分からない、という人も多いでしょう。
そこで今回の記事では、WordPressを使ったブログにおすすめのサーバーを、僕自身が数年間使ってみた感想も交えながらご紹介します。
それと、サーバー比較サイトは専門用語を並べた細かいスペック比較も多いですが、初心者の方に「MySQLがどうたら」とか言われても意味不明ですよね。
専門用語はなるべく使わずに、ポイントだけをおさえて分かりやすく解説してみたので、ぜひ参考にしてみてください。
WordPress用サーバーの選び方
まずは最低限、ブログでアフィリエイトをする上で、サーバーのこれだけは押さえておきたい、という注意点があります。
レンタルサーバー選びの参考にしてみてください。
選び方はいいから、おすすめサーバーを教えて欲しい、って人は、コチラから飛ばし読みすることができます。
- アクセス過多に対応できるか
- ネットに情報が多いか
- サポート体制は整っているか
- 表示速度は速いか
- 管理画面は使いやすいか
- 無料でSSLが付いているか
- 自動バックアップは付いているか
アクセス過多に対応できるか
レンタルサーバーのスペック表に、「転送量」という項目があるかと思いますが、これは大量のアクセスをさばけるかどうかを計る目安になります。
例えば、転送量が1GBだった場合、1ページあたりの表示に4MB使用すると仮定すると、250PVを超えた時点で、表示されなくなる可能性があるってことですね。
転送量の許容範囲を超えると、「503エラー」と呼ばれる状態になり、訪問者がサイトを閲覧できなくなってしまいます。
503エラーというのは、サーバーへの同時アクセス数が制限を超えたときに、サーバーがダウンしないように訪問者の閲覧を制限している状態のことです。
503エラーになってしまうと、多くのユーザーがサイトを閲覧できない状態ということですから、アフィリエイターにとっては致命的な機会損失になります。
なにでバズるかは分からないですし、ここは妥協せずにしっかりしたサーバーを選ぶ必要があります。
ネットに情報が多いか
ネットにそのサーバーの情報が多いということは、使っている人が多く、人気があるということですね。
また、分からないことがあった時は、ググればすぐに情報が出てくるというのは強みです。
サポート体制は整っているか
突然サイトが表示されなくなった、などといった突発的なトラブルや予期せぬ不具合が起きたときに、サポートがしっかりしてないと大変な目に会います。
対応の悪いサーバーだと、メールで問い合わせても返信がくるまで何日もかかったりとか、返信の無いところもあるそうです…。
緊急対応ができない場合、機会損失につながる場合もあるので、サポートは迅速かつ丁寧なところを選びましょう。
有名で人気のあるサーバーは、こんなひどい対応をされることはありませんが、格安のサーバーは注意したいですね。
表示速度は速いか
WordPressサイトの表示速度は、サーバーの性能にも影響されます。
サイトの表示速度が遅いと、直帰率や成約率が悪化するというデータが出ています。
参照:海外SEO情報ブログ
また、SEOの面でも、表示速度を検索のランキング要素に使用する、とGoogleから公式に発表されています。
サーバーのスペックから、ある程度どのサーバーが速いのか、ということは推測できますが、やはり検証サイトや口コミは確認したほうが良いと思います。
基本的には、人気のあるサーバーは速い傾向にあります。
管理画面は使いやすいか
管理画面が使いやすいかどうかって、実はけっこう大事です!
新規ドメイン追加したり、SSL化したり、WordPressインストールしたりと、管理画面を開く頻度は以外に多いです。
なので、見づらかったり、直感的に操作出来ないと、とにかくストレスがたまります。
サーバーごとに設定やインストールのやり方などは異なるので、できるだけ管理画面が見やすく、操作の簡単なサーバーを選ぶと良いです。
無料でSSLが付いているか
SSLというのは、ブラウザとサーバ間でのデータ通信を暗号化して送受信させる仕組みのことです。
SSL化することによって、安全にネットショッピングの決済などを行うことができるようになるんですね。
最近はほとんどのサイトで取り入れていますが、URLの頭がhttp://ではなく、https://になってるやつのことです。
個人サイトには関係ないように感じるかもしれませんが、GoogleがSSL化をゴリ押ししてますので…。
SSL化してないと「この通信は保護されていません」と表示されるようになってしまったので、これからはSSL化の対応は必須です。
人気のある有名サーバーはほとんど無料SSLに対応していますが、格安サーバーの場合、別途料金がかかることもあるので、注意して下さい。
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自動バックアップは付いているか
WordPressの自動バックアップ機能は、今後のレンタルサーバーには必須の機能といって良いと思います。
自動バックアップというのは、読んだまま、自動でサーバーにバックアップしてくれる機能です。
これがあると、うっかりWordPressのデータをとばしてしまったときでも、サーバーに連絡すれば以前の状態に戻してくれます。
今は関係ないかもしれませんが、いずれWordPressのデザインとか、CSSとか見様見真似でいじりたくなってきます。
それに失敗すると、画面が真っ白になって復元できなくなったりすることがあるんです。
一生懸命何ヶ月もかけて育ててきたブログが、しょうもない間違いで一瞬で無になる恐怖、味わいたくはないですよね?
自動バックアップがあれば、自分で復元できなくとも、以前の状態に戻してくれるありがたいサービスなんです。
初期費用を抑えたい人向けおすすめサーバー
アフィリエイトを始めたばかりの人にとっては、月ごとのサーバー代も結構な負担になるし、最初は安いサーバーを選びたいかもしれません。
しかし、「最初は安ければ何でもいいや」と価格だけでサーバーを選んでしまうと、後で大変苦労するハメになってしまいます。
最初のうちは記事数も少ないし、アクセスも無いので確かになんでもいいんですが、ある程度記事が増えてアクセスが集まり始めると、格安サーバーでは不満がでてきます。
そのときに、問題になるのが「サーバーの引っ越し」です。
これがものすごく大変なので、初心者の人にはちょっと難しいんじゃないかと思います。
試しに、「サーバー 引っ越し」で検索してみてください。
検索結果をみて、「自分でも出来そう」と思ったならいいですが、「何書いてあるかさっぱり分からない」と思ったなら、格安のサーバーを使うのは辞めたほうが良いです。
ということで、最初からサーバーは良いもの(月額1,000円程度)を選んだほうがいいですが、どうしても初期投資を抑えたい場合は、後でプラン変更が可能なものを選びましょう。
プラン変更が可能で、人気のあるサーバーを表にまとめてみました。
サーバー名 | カラフルボックス | ロリポップ | さくらサーバー |
初期費用 | 0円 | 1,500円 | 0円 |
月額 | 480円~ | 500円 | 515円 |
マルチドメイン | 無制限 | 100個 | 100個 |
データベース | 無制限 | 30個 | 20個 |
容量 | 30GB SSD | 120GB HDD | 100GB SSD |
転送量 | 1TB/月 | 100GB/日 | 80GB/日 |
サポート | メール・チャット | 電話・メール・チャット | 電話・メール |
自動バックアップ | あり | なし | なし |
お試し期間 | 30日間 | 10日間 | 14日間 |
ポイント
- マルチドメイン:ひとつのサーバーで複数のドメインを管理できる数。100個なら、100個のドメインを登録できる。
- データベース:簡単にいうと、ひとつのデータベースにつき、ひとつのWordPressサイトを運営できるってことです。
- SSDとHDD:HDDは昔からあるハードディスク、SSDは半導体素子メモリを使ったドライブ。SSDのほうが高速。
カラフルボックスがオススメ
初期費用を抑えたいなら、レンタルサーバーは「カラフルボックス」一択だと思います。
カラフルボックスは2018年の7月にリリースされた、まだ新しいサーバーですが、高スペックでコスパも良く、今勢いのあるサーバーです。
カラフルボックスの特徴をまとめてみました。
高速表示に徹底している
プランが細かく、自由に変更できる
バックアップ先を別の地域に設定できる
お試し期間が30日間
高速表示に徹底している
全てのプランでSSD(上記参照)を採用していて、さらに最新の超高速WEBサーバー「LiteSpeed」を取り入れています。
LiteSpeedを使用しているレンタルサーバーは、カラフルボックスと、今人気の「Mixhost」など、まだ数は少ないです。
速度にはかなりこだわっていると思います。
プランが細かく、自由に変更できる
初期費用を抑えても、いずれサイトの規模が大きくなってくれば、それ相応のプランに変更しないといけません。
価格だけでサーバーを選んでも、上位プランが無かったり、上位プランの評判が悪いサーバーだったら、サーバーの引っ越しをしないといけないですよね。
カラフルボックスは上位プランの性能も優れているし、サイトの規模に合わせてプランの変更も自由自在です。
バックアップ先を別の地域に設定できる
カラフルボックスの最大の特徴ともいえるかもしれません。
自動バックアップが無料搭載で、さらにリージョン(保存先)とバックアップの地域を、東京と大阪で完全に分離することができます。
これによって、災害などで万が一どちらかのデータが失われたとしても、どちらかは残るため、非常に安全性が高い仕様になっています。
お試し期間が30日間
無料のお試し期間が30日間もあります。
通常のレンタルサーバーは10日~14日程度なので、かなりお得な設定になっていると思います。
カラフルボックスのまとめ
そうじて高性能でコスパに優れた、良いレンタルサーバーだと思います。
仕様的には、今人気のあるMixhostととても良く似ていますが、格安プランの存在と、地域別の自動バックアップが特徴になっています。
まずは初期費用を抑えてサイトの運用を始めるなら、カラフルボックス一択だと思います。
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その他のサーバーをおすすめしない理由
さくらサーバー
さくらサーバーは、僕も中規模サイトなどで使用していますが、表示速度も問題無いですし、さすが老舗のサーバーだけあって、安定していると思います。
ただ、残念なのは管理画面がすごく見づらくて、使いにくいところです。
一昔前のデザインに、独特のユーザーインターフェースで、初心者向けのサーバーでは無いと思います。
ロリポップ
料金プランが100円~2,000円と、幅広く選べるのがメリットですが、アフィリエイトで使えるのはスタンダード(月500円)以上でしょうか。
時間帯で表示速度が遅くなったり、記事数が増えると重くなったりと、結局上位プランを使うようになると思います。
本気で取り組みたい人におすすめサーバー
初期費用は気にせず、最初から全力で取り組みたい、あるいは、今使っているサーバーに不満があるので、乗り換えたい、と思ってる人におすすめのサーバーをご紹介します。
僕がオススメするのは、「Mixhost」「カラフルボックス」「エックスサーバー」の3つです。
それぞれ素晴らしいサーバーなので、ハッキリ言ってどれを選んでも間違いは無いです。
ただ、各々特徴的な部分もあるので、分かりやすいように比較していきます。
なお、プランはすべてオーソドックスなものを選んでいます。
Mixhostは「スタンダード」、カラフルボックスは「BOX2」、エックスサーバーは「X10」です。
通常はこれらのプランで問題ありません。
アクセス数が1日20,000PVぐらいになったら、グレードアップを考えれば大丈夫です。
サーバー名 | Mixhost | カラフルボックス | エックスサーバー |
初期費用 | 0円 | 0円 | 3,000円 |
月額 12ヶ月 | 980円 | 1,060円 | 1,000円 |
36ヶ月 | 880円 | 880円 | 900円 |
マルチドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量 | 150GB SSD | 150GB SSD | 200GB SSD |
転送量 | 2TB/月 | 2TB/月 | 70GB/日 |
サポート | メール・チャット | メール・チャット | 電話・メール・チャット |
自動バックアップ | あり | あり | あり |
お試し期間 | 10日間 | 30日間 | 10日間 |
サーバー移転代行 | 9,980円 | 12,800円 | なし |
こうして比較してみると、Mixhostとカラフルボックスはかなり似ている感じですね。
エックスサーバーはもはやブランドですが、この中では唯一初期費用がかかります。
Mixhost
2016年からリリースされた、比較的新しいレンタルサーバーですが、優れたスペックと圧倒的なコスパの良さで、あっという間に大人気になりました。
とにかく表示速度がめちゃくちゃ速い、というのがポイントで、他のサーバーから乗り換えする人も増えてきています。
リリース当初は障害でサーバーが不安定になったり、ディスク容量が少なかったりと問題もありましたが、現在はすべて解決されていて、とても使いやすいサーバーになっています。
また、WordPressの移転代行が1万円を下回っていて、この価格で移転してくれるのはMixhostだけです。
メリット
- サイト表示がめっちゃ速い
- コスパが良い
- ネットに情報がたくさんある
- プラン変更が自由自在
- アダルトサイトでも利用可
- サーバーの引っ越しが最も安い
- SSL設定が超簡単
デメリット
- 電話サポートが無い
カラフルボックス
カラフルボックスは上述の通り、2018年7月からリリースされた、新しいレンタルサーバーです。
その仕様はMixhostと同レベル、というかほとんど同じですね 笑。
独特なのは、バックアップ先が東京と大阪の2つに分かれているため、災害に強いというところ。
また、料金プランが格安から高額まで豊富に揃っているところと、お試し期間が30日間と長いのも特徴的です。
30日間もお試しできれば、使用感もだいたい分かると思います。
メリット
- サイト表示がめっちゃ速い
- コスパが良い
- プラン変更が自由自在
- 格安プランあり
- リージョンが選択できる
- お試し期間が長い
- チャットサポートがフォーラム形式で見やすい
- SSL設定が超簡単
デメリット
- 実績が少ない
エックスサーバー
言わずと知れた、大人気のレンタルサーバーです。
一昔前までは、アフィリエイトで使うレンタルサーバーといえば、エックスサーバー一択というのがセオリーでした。
それだけ実績、信頼性ともに優れたレンタルサーバーと言えます。
特徴としては、とにかくアクセスに強く安定していることと、高速化のための工夫を常に続けているところです。
サーバー選びがよく分からなければ、とりあえずエックスサーバーにしておけば大丈夫、といった安心感があります。
メリット
- とにかく安定している
- サイト表示を速くする努力がすごい
- 初心者でも分かりやすく使いやすい
- ネットに情報がたくさんあり、たいがいのことは解決できる
- 15年続けている実績
- サポートが素晴らしい
- 有料フォントを無料で使える
デメリット
- 初期費用がかかる
- 今回紹介した中では一番高額
まとめ
以前はレンタルサーバーと言えば、エックスサーバー、さくらサーバー、ロリポップあたりが3強でしたが、時代はどんどん変わっていきます。
古い情報(スペックや価格など)のサイトが検索上位にいる場合もあるので、情報の拾得はしっかりと、最新のものを選んでください。
今回ご紹介した「Mixhost」「カラフルボックス」「エックスサーバー」の3社なら、どこを選んでも間違いはないです。
それでも選べない、オススメは?
と聞かれるなら、こんな感じで選ぶポイントをまとめてみたので、参考にしてみてください。
- 初心者が初期費用を抑えたい、という場合は「カラフルボックス」
- WordPressの引っ越しを考えているなら、移転費用の安い「Mixhost」
- 安定や実績、信用を求めるなら「エックスサーバー」
迷う気持ちはわかりますが、この3社は正直、他のサーバーよりも頭一つ抜きん出ています。
どれを選んでも失敗は無いので、大丈夫だと思います。
よく言われることですが、ビジネスで結果を出せるのは「行動が早い人」です。
これはアフィリエイトやブログでも同じことが言えます。
時間をかけるべきところはここではないので、ちゃちゃっと選んで先に進みましょう。