こんにちは、かずさんです。
最近はGoogleのアルゴリズムが更新されるたびに、良質なコンテンツを作ることが大事だとか、クエリとのマッチが重要とか言われるようになりました。
アップデートでサイトの順位が落ちちゃった人がからすれば、「どんなのが良質なコンテンツなの?」って感じですよね。
今回の記事では、とにかく最近重要と言われ続けている、良質なコンテンツとか、検索意図の答え方とかを書いてみたいと思います。
まあ、僕はGoogleじゃないので、これが絶対正解、という答えは出せませんけども、参考になればさいわいです。
良質なコンテンツとは一体?
最近では本当にどこを見ても、「コンテンツ大事だよ〜」という意見が多いですよね。
では、良質なコンテンツって一体何なんでしょうか?
解釈しだいでいろんなとらえ方ができるので、「これが良質なコンテンツだ!」という絶対的な正解はありません。
あるとすれば、Googleのアルゴリズムから高い評価を受ける記事が良質なコンテンツ、ということになってしまいますが…。
アルゴリズムの詳細はGoogleにしか分からないので、これもいくら考えても絶対的な正解はないでしょう。
ただ、以前の記事でも書きましたが、Googleが目指しているのは、つねにユーザーに有益な情報を提供しつづけることです。
そのために、Googleはユーザーが入力したキーワードから検索意図をよみとり、ユーザーに有益な情報を提供するため、検索結果の精度を高めつづけているわけですよね。
ですから、ユーザーの検索意図にこたえて良い情報を提供できる、役に立つコンテンツを作ることは、良質なコンテンツを作る上では最低限必要だと思います。
検索意図に答える記事の書き方
では、ユーザーの検索意図に答えて良い情報を提供できるコンテンツをつくるためには、どうすればいいんでしょうか?
例えばですけど、「アフィリエイト 書籍」と検索する人の、検索意図はなんだと思いますか?
少しだけ考えてみてください。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
考えましたか?
考えるのが面倒でそのままスクロールしてしまったアナタは、セロテープで顔をこうしてやります。
それはさておき、「アフィリエイト 書籍」というキーワードには、以下のような検索意図が考えられるんじゃないでしょうか。
- アフィリエイトを始めたいので、おすすめの入門書を知りたい
- アフィリエイトで書籍系のものを扱いたい
- アフィリエイト本にどんなジャンルがあるのか知りたい
- アフィリエイトの書籍を出している出版社を調べたい
- 本当は「アダルトサイト 動画」と検索したかったが、家族に見つかりそうになりあわてて適当に入れ直した
あくまで一つの例ですが、このように1つのキーワードでも、考えられる検索意図は多岐にわたります。
ここで、全部の検索意図に答える記事を書こうとすると、失敗します。
上の例でいえば、検索意図は各々まったく違うものですし、一つの記事にまとめてしまったら、何が言いたいコンテンツなのか分からなくなってしまいますよね。
なので、たくさんある検索意図の中から、ひとつに絞って記事を書いていくことが大事になります。
ターゲットを1つに絞って書かれた記事は、そのターゲット(ユーザー)にとっては、検索意図に答える有益なコンテンツになりますよね。
逆に、ターゲットがブレていて誰に何を伝えたいのかわからない記事は、誰の心にも刺さらないし、SEO的な評価も低いものになってしまいます。
ターゲットを絞るには、「ペルソナ」を設定するとやりやすくなると思います。
ペルソナというのは、マーケティングでよく使われる言葉ですが、簡単に言うと「あなたがターゲットにする顧客像」のことです。
ペルソナをしっかり設定しておくことで、ターゲットがブレない芯の通った記事を書くことができるようになります。
ペルソナ設定のやり方
ペルソナは、あなたがターゲットにする顧客像を具体的にイメージして設定していきます。
たとえば、名前・年齢・性別・住所・職業・趣味・価値観…。
このようにペルソナの人物像を、1人の人間としてイメージできるぐらい具体的に設定していきます。
もちろん、適当に人物像を設定しても意味はありません。
商品の販売LPから、どんな人をターゲットにしているかを調べるのも良いですし、商品の口コミから、使用者の世代、性別、悩みなどを割り出すのも良いでしょう。
大事なのは、その商品を欲しいと思ってる人物像を、細部まで推測してきっちり作り上げることです。
ペルソナを作ったら、あとはその人物像に向けて、記事を書いていきます。
そうすることで、設定した人物像と同じ悩みを持つユーザーにとって、検索意図に答える、心に刺さるコンテンツを作ることができるわけです。
ペルソナの設定や検索意図に答える記事の書き方については、noteで詳しく解説していますので、必要な方は読んでみてください。
あ、有料ですけどね。
Googleに評価される良質なコンテンツのこれから
ターゲットを絞り、検索意図に答えるコンテンツを作ることは、良質なコンテンツを作る上で最低限必要な条件になると思います。
ただ、あくまでもそれは「必要最低限な条件」です。
良質なコンテンツというのは、本質的な面でいえば、「ユーザーにとって本当に役に立つコンテンツ」ということですよね。
Googleが目指しているのもそこなわけですから。
そう考えると、検索意図を考えて、それに答える記事を書いたとしても、良質なコンテンツにはなりえないこともあります。
例えば、ガンという病気について詳しく知りたい、というユーザーに対して、一般人であるあなたが書いたガンの解説記事は、良質なコンテンツと言えるでしょうか?
いえないですよね。
これからのコンテンツ作りでは、コンテンツを作っている人、つまりあなたが何者なのかということがとても大事になってくると思います。
つまり、その分野の専門性を持っていて、信頼できる人が作ったコンテンツなのかどうかが大事ってことです。
なので、多くのジャンルでは、個人が作ったブログやサイトよりも、信頼性のある企業のサイトが上位にくる傾向が増えてるわけですよね。
では、個人が運営するブログやサイトは、良質なコンテンツは作れないのか?
というと、そんなことはないと思います。
ようは、あなたが信頼性や専門性を持った、何者かであれば良いんじゃないでしょうか。
例えば、あなたが資産運用の特化ブログを作りたいとして、「私は資産運用のプロです!」と自称しても、世間から見れば「自称プロの見知らぬ人」ですよね。
この辺はリアルでもネットでも同じでしょう。
信頼性や専門性、権威性というのは、他人に認められて初めて生まれるものです。
そして今、信頼性や権威性を集めているのは、インフルエンサーと呼ばれる人たちですよね。
このあたり、かなり大事ですよね。
ありきたりではありますが、まだまだ本気で取り組んでる人も少ないし、アフィリサイトのブランディングって何?って人も多いと思うので、チャンスはあると思います。
あ、それと、今後はジャンルや商品も慎重に選ぶ必要があると思います。
いくらあなたがブランディングで権威性を証明できたとしても、専門性や信頼性は証明できないこともありますよね。
例えば、サプリとか育毛剤とか。
レビュー記事に需要があったとしても、効果や効能を個人で解説している記事に、信頼性と専門性はあるでしょうか?
今回のアップデートで影響がなかったとしても、今後はこの辺が大事になってくるんじゃないかと思ってます。
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さいごに
今回は、良質なコンテンツについて、いろいろと思うところを書いてみました。
Googleが目指しているのは、「ユーザーにとって本当に有益な情報だけを提供する」ということで、そこは間違いないはずです。
ただ、その「ユーザーにとって有益な情報」を判断するGoogleの検索エンジンがまだ完成してるとは言えなくて、どんどん基準が変わっていくだけです。
ここ数年間で、僕が感じたSEOの変化をちょっとまとめてみました。
信頼性のあるサイトは、被リンクがいっぱい付いてるはず、被リンクをランキング決定要因として重要視しよう
自演リンク多すぎーーwwww
だめだこりゃ、リンクの質もちゃんと見るようにしよう
リンクの質は高いけど、内容スッカスカのサイトも多いね。
500文字ってメールかよwww
やっぱコンテンツもちゃんと見ないとダメだな。
良いコンテンツは必然文字数も多くなるし、共起語も多く含まれるはず。
無駄な文字数稼ぎ多すぎーーwww
1万文字以上入って内容スッカスカで読みにくいって、なにこれ怖い
もっとコンテンツの質を見極めないとダメだね、権威性、専門性、信頼性とかを基準にして見直してみよう。とりあえずYMYLに深く関係するコンテンツは一度全員殺そう。
権威性、専門性、信頼性って、個人より企業のほうが持ってんじゃん、いまごろ気づいたわwww
別にGoogleをdisってるわけではありません(笑)
ただ、Googleが常に進化して、問題点を改善していく以上、SEOの基準がどんどん変化していくのは避けられないですし、昔からそれは言われてますよね。
超スピードで変化していく今後のSEOに、適応できるかどうかということです。
こんな話をすると、もう個人でやってるブログやサイトはオワコンなんじゃないの?
と思われるかもしれませんが…。
正直に言って、以前よりは厳しくなるのは確かだと思います。
アフィリエイト市場は拡大してますけど、以前のように、誰でも稼げるような分野ではなくなってくるかもしれません。
ただ、オワコンになるわけじゃないです。
以前より稼ぎにくくなっていく分、辞めてしまうライバルも多いわけですから、そこにチャンスはあると思います。
これまでだって、ペンギンアップデートやパンダアップデート、健康アップデートのたびに「アフィリエイトはオワコン」「ブログはオワコン」と言われ続けてきたわけです。
でも、まったく終わる気配はありません(笑)
ただ、ネットビジネスの業界は流行り廃りの流れがとても速いので、考え方をアップデート出来ない人や、手法に固執してしまう人はどこかで落ちてしまいます。
この流れはたぶん、今後も変わらないんじゃないかと思いますね。