最近食べすぎて5キロ以上太ってしまい、医者にガチギレされました。大人になってこんなに怒られたのは初めてです。
こんにちは、かずさんです!
サイトの滞在時間って気にしてますか?
滞在時間って、アフィリエイトを始めたての人はあまり気にしていないかもしれませんが、サイトの品質改善に役立つけっこう重要な項目です。
ただ、滞在時間についてネットで調べてみても、専門用語や小難しい話が多くて、初心者にはちょっと難しい部分もあるんじゃないでしょうか?
とはいっても、わからないままいつまでも放置しておくと、成果が伸び悩む原因に気づけなかったりします。
そこで今回の記事では、「Googleアナリティクス」で確認できる滞在時間を伸ばす方法や、計測の仕組みについて、初心者の人にもわかりやすいように書いてみました。
滞在時間とは?超簡単に解説!
滞在時間とは、ユーザーがあなたのサイトに滞在している時間のことです。
滞在してる時間というのはつまり、ユーザーがあなたのサイト内で、とどまって記事を読んでる時間ということですよね。
で、サイト全体で記事を読まれている時間を計測した平均値が、「平均滞在時間」です。
この「平均滞在時間」を伸ばすことが、基本的にはサイトのクオリティを向上させることにつながっていきます。
アナリティクスで滞在時間を確認しよう
滞在時間を確認するには、Googleアナリティクスというツールを使います。
アナリティクスは使ったことがない、という人は今回の記事の意味が分からないと思うので、今すぐ登録しておいて下さい。
早くして下さい。↓↓↓
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滞在時間の確認方法ですが、アナリティクスのホーム画面から、「行動」→「概要」とクリック。
画面内の、赤枠で囲ってある「平均ページ滞在時間」というところが、あなたのサイトの平均滞在時間です。
アナリティクスの滞在時間は独特な計算方法
ページ滞在時間の平均値を計算するなら、ただ足して割ればいいだけに思えますが、アナリティクスの算出方法は独特です。
特徴的なのは、最後に読んだページの滞在時間は計測されない、とういうことです。
ちょっとわかりにくいと思うので、こちらを参考にしてみて下さい。
最初のページ
- 最初に読んだ記事:「世界のお笑い100連発」
【滞在時間:23:00~23:05(5分)】
2番目のページ
- 2番目に読んだ記事「笑いのメカニズムを脳科学の視点で解説」
【滞在時間:23:05~23:06(1分)】
最後のページ
- 最後に読んだ記事「アメリカンジョークが理解できないのはなぜか」
【滞在時間:23:06~23:10(4分)】→離脱
この場合の滞在時間は、1記事目(5分)+2記事目(1分)+離脱記事(0分)
という計算になります。
なぜ最後だけ0分になってしまうのかというと、それはアナリティクスの滞在時間計測方法に理由があります。
上の例でいうと、アナリティクスが見ているのは、閲覧開始時間(23:00)と、次のページの閲覧開始時間(23:05)で、滞在時間は5分という計算をしています。
なので、記事を読み終わった時間を計測しているわけではないんですね。
そのため、別のサイトに離脱された場合は、そのサイトの閲覧開始時間は計測できないので、計測不能(0分)という計算になるわけです。
ということで、最後の離脱された記事は、何分読まれてもカウントされないので、必ずゼロになります。
つまり、サイト内で1記事しか読まれず離脱された場合、何分読まれていても滞在時間は0分ということになってしまいます。
最初のページ
- 最初に読んだ記事:「伝説の笑い~冗談顔だけにしろよ~」
【滞在時間:23:00~23:20(20分)】→離脱
メモ
※アナリティクスの計測結果は0分
このように1記事しか読まれずに離脱されてしまうページが増えると、「滞在時間0分」が増えてしまうので、平均ページ滞在時間のスコアが悪くなります。
ちなみに、サイト内で1記事だけ読まれて離脱される割合のことを、「直帰率」と言います。
滞在時間が短いといろいろ問題あるかも
平均滞在時間は、サイト全体の滞在時間の平均値ですから、この値が低いということは、何かしらの問題点があるのかもしれません。
問題点を調べるため、まずは個別ページごとにデータを参照し、極端に数値の悪いページがないか、確認してみましょう。
確認する方法ですが、アナリティクスのホーム画面から「行動」→「概要」と進むと、画像の赤枠で囲われた部分に個別ページのURLが表示されます。
そのURLをクリックすると、そのページの滞在時間や、直帰率などをチェックすることができます。
画像の例だと、平均ページ滞在時間はまあまあですが、直帰率が悪すぎる問題がありました。
このように、個別にページをチェックして、問題点のあるページをあぶりだしていきます。
ここでスコアが悪い場合、ユーザーに最後まで読んでもらえていないのかもしれません。
つまり、次のような問題点がある可能性があります。
- 読みにくい、わかりにくい
- 次の記事に行く導線が無い
- 検索意図に答えていない
- コンテンツがつまらない
平均滞在時間を伸ばすにはどうすればいい?
平均滞在時間を伸ばすには、上であげたような問題点を改善していくのがベストです。
改善方法について、簡単にご紹介しておきます。
読みやすい記事を作る
Web文章は書籍などと違い、読みにくいと感じられると、すぐ離脱されてしまいます。
自分に置き換えてみても、頭を使わないと何が書いてあるのかわからないようなサイトは、読むのが面倒になって離脱しちゃいますよね?
読みやすい記事にするためには、例えば大事なところは強調などの装飾を使ったり、見やすいように箇条書きを活用したり、といった工夫をすると良いです。
また、文章として読みやすいことは最低限必要で、例えば行間のまったく無い文章や、句読点の付け方がおかしい文章は、それだけでかなり不利になります。
読みやすい記事の書き方については、コチラの記事に詳しく書いています。
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内部リンクで直帰率を改善
直帰率の数値が悪い(高い)場合、問題点として、「次の記事に行く導線がない」可能性があります。
簡単にいえば、その記事から別の記事にジャンプできる「内部リンク」が設定されていないということですね。
ユーザーが記事をしっかり読んでくれたとしても、他の記事に行けるリンクが存在しなければ、ユーザーはブラウザの「戻る」ボタンで離脱するしかありません。
内部リンクを関連のある記事に貼り付けて、ユーザーが回遊しやすいサイト作りを意識しましょう。
ちなみに、内部リンクというのは、自分のサイト内で別のページに移動できるようにするリンクのことです。
こんなのが内部リンク↓↓↓
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検索意図の答えを認識させる
ユーザーの検索意図(ユーザーが調べたいこと)に対する答えをしっかり出していないコンテンツは、ユーザーに離脱されるだけでなく、SEOの面でも最悪です。
例えば、記事のタイトルが「リバウンドを防ぐ方法」なのに、内容が「便秘解消法」だったら、ユーザーは「自分に関係のない記事」と認識して離脱してしまいますよね。
ですから、ユーザーの検索意図に答えを出すコンテンツを作るのは、絶対必須の条件で、SEO対策でも超重要項目です。
ただ、ひとつ注意したいのが、「ユーザーは最初から最後まで、すべての文章をしっかり読むわけではない」ということ。
つまり、読んでる途中でも「自分に関係の無い記事」と認識されると、離脱されてしまうということです。
これを防ぐために有効なのが、「冒頭文」「目次」「見出し」です。
この3つを使って、検索意図に対する答えがありますよ、ということをユーザーに伝えられれば、離脱を防ぎやすくなりますよね。
例えば、検索意図が「リバウンドを防ぐ方法」なら、冒頭文に「リバウンドを防ぐ方法について解説しています」という一文を入れたり、見出しに「リバウンドを防ぐ方法」とつけたりですね。
また、検索意図に対する答えを、ページ内の上部にもってくると、ユーザーが「自分に関係のある記事」として認識するため、離脱されにくくなります。
結局はコンテンツが大事
滞在時間を伸ばすためのテクニックはいくつかありますが、本質的にはやはり、「滞在時間が長い=面白いコンテンツ」ということではないでしょうか。
面白いコンテンツというのは別に笑えるコンテンツ、とかいうわけではなくて、例えばものすごく役に立つ記事とか、悩みをしっかり解決してくれる記事とかも含まれるはずです。
SEO対策の面から見ても、今はコンテンツ重視になってますしね。
そもそもですが、サイトの品質を上げるために滞在時間をチェックするわけですから、一番大事な「コンテンツのクオリティ」をないがしろにするのは、ナンセンスですよね。
個別ページでスコアの悪いページがあったら、そこをリライトしてクオリティを上げていくことで、サイト全体の品質向上にもつながると思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
Googleアナリティクスで見れる滞在時間の計測の仕組みや、滞在時間を伸ばす方法についてご紹介してきました。
基本的には、アナリティクスをチェックして、個別にスコアの悪いページをリライトしたり、内部リンクを貼っていくことで、サイトの品質を向上させることができます。
ただ、例外もあります。
例えば、LP(商品販売ページ)に誘導するためのページ、いわゆる「キラーページ」の場合。
この場合は外部(LP)にアフィリリンクでとばすのが目的ですから、このページの離脱率と直帰率は100%に近いほど良い、ということになります。
なので、そのページの滞在時間が短くても問題ありません。
滞在時間が長ければオッケーというわけではなく、個別ページの特徴ごとに見ていく必要があります。
もちろん、計測方法も完璧とは言えないし、あくまでデータはデータなので、こだわりすぎても疲れちゃいますよね。
ただ、記事をリライトしたり、内部リンクを貼ったりといった改善をする指標としては、使えるデータだと思います。
ぜひアナリティクスを活用して、サイトの品質向上に役立ててください!
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