今回の記事
WordPressに目次を設定するにはどうすればいいの?
Table of Contents Plus(TOC+)は、目次を自動で生成するプラグインです。
記事を書けば自動で目次を作成してくれるので、かなり便利なプラグインですね。
インストールしておけばとりあえず使えるので、特に難しいこともないと思いますが、なぜか目次が表示されない、という人もいるみたいです。
こちらでは、Table of Contents Plusの設定と使い方、目次が表示されない場合の対処法などを書いています。
Table of Contents Plusとはどんなプラグイン?
かずさんの解説コーナー
- 説明しよう!
イケメンくんは、話の内容が脳のキャパシティを超えると、仮死状態になって脳を守る事ができるのだ!例えば、クマムシは乾燥すると仮死状態になり、極限的なストレスを回避・・
Table of Contents Plusは、インストールすることで、自動で「目次」を作成してくれる、便利なプラグインです。
目次があると、訪れたユーザーが、そのサイトにどんなことが書いてあるかが分かるし、読みたい記事にジャンプすることも出来ます。
つまり、目次があるとユーザーの利便性が高まるということですよね。
ユーザビリティの向上や、SEO対策としても重要な役割を持っている目次は、大半のサイトが取り入れています。
特に面倒な設定やわかりにくいところも無いと思うので、サイトを立ち上げたら、必ずインストールしておきたいプラグインです。
Table of Contents Plusのインストール方法
それでは、さっそくTable of Contents Plusをインストールしてみましょう。
まず、WordPress管理画面の左メニューから、「プラグイン」→「新規追加」とクリック。
「プラグインの検索」欄にTable of Contents Plusと入力すると、画像のようなページが表示されるので、「今すぐインストール」をクリック。
インストールが完了したなら、「有効化」をクリックします。
プラグイン一覧に、Table of Contents Plusが表示されていれば、インストールは完了です。
Table of Contents Plusの設定と使い方
インストールが完了したら、次は設定と使い方について説明しましょう。
管理画面のメニューから「設定」→「TOC+」とクリックしていきます。
Table of Contents Plusの設定画面になったら、設定をカスタマイズしていきます。
ほとんどデフォルトのままでも使うことはできますが、変えたほうが良いところもあるので、順番に説明していきましょう。
位置の設定
目次の配置場所を変更することができます。
変更できる位置は4箇所です。
- 最初の見出しの前(デフォルト)
- 最初の見出しの後
- 上
- 下
これはデフォルトのままが推奨ですね。
「上」と「下」は見づらくて目次の意味も無いので、やめておきましょう。
表示条件の変更
こちらは、見出しが何個以上で目次を作成するか、という表示条件を設定することが出来ます。
デフォルトでは「4」ですが、ここは最小の「2」に設定しておくと、2個以上見出しがあれば、目次を作成してくれるようになります。
コンテンツタイプの選択
どのコンテンツで目次を作るか、という設定ができます。
「post」が投稿記事、「page」が固定ページになります。
「post」のチェックは必須、固定ページにも目次が欲しい場合は、「page」にもチェックを入れておきましょう。
他の項目は気にしなくてOKです。
見出しテキストの変更
目次の名称を変更することができます。
デフォルトだと画像のように英語で書かれているので、ちょっと分かりにくいですよね。
ここは日本語に変更してあげると、より分かりやすくなるかと思います。
デフォルトの英語のほうがCoolでかっこいい、と思うならそのままでも問題なしです。
自分の好みの名称を付けましょう。
階層表示、番号振り
階層表示は、H2、H3を階層的に表示する機能。
デフォルトのままでOKです。
番号振りは、目次の見出しごとに数字で番号を付ける機能です。
スムーズ・スクロール効果を有効化
目次のリンクをクリックした時に、見出しまでジャンプするのか、スクロールさせて移動するのかを設定することができます。
外観の変更と設定
目次の外観を変更することが出来ます。
ここも基本的にはデフォルトのままで大丈夫です。
変えるとすれば、「プレゼンテーション」でカラーを変更するぐらいでしょうか。
上級者向け設定
基本的な部分を設定すれば使い始めてOKですが、上級者向け設定も、使いそうな部分だけ簡単に解説します。
①ホームページを含める
固定ページをトップページに設定している場合、ここにチェックを入れておくことで、トップページにも目次が生成されるようになります。
逆に言うと、ここでチェックを入れておかないと、トップページには目次が表示されないので、注意しましょう。
②見出しレベル
どの見出しレベルまでを目次に含めるか、ということをここのチェックで設定できます。
目次が細かくて長すぎると、見にくくなってしまうので、h3ぐらいまでにしておいたほうが良いと思います。
Table of Contents PlusのSEO効果
Table of Contents Plusで作成する目次には、内部リンクが設定されています。
この内部リンクが、SEOに効果があるといわれています。
その具体例として、例えば「WordPress 目次 SEO」とGoogleに入力して検索した場合、表示される検索結果は、下の画像のようになりました。
こちらを見てもらうと分かると思いますが、タイトルには「Wordpress」も「SEO」もキーワードとして含まれていません。
ただ、目次に含まれているキーワードから内部リンクを検出して、検索上位に入り込んでいます。
このことから、目次の内部リンクがSEOに有効であるということが分かります。
目次が表示されない場合の対処法8つ
Table of Contents Plusをインストールしたけど、目次が表示されない、というときは、慌てずに設定の間違いが無いか、一つずつチェックしていきましょう。
チェックすべき項目は7つです。
基本的な確認
「有効化」の確認
基本的なところですが、インストールしただけでは、プラグインは使えません。
かならず「有効化」をしておきましょう。
管理画面のメニューから、「プラグイン」→「インストール済みプラグイン」で表示される一覧から、Table of Contents Plusが「有効化」されているか確認できます。
目次の位置を確認
目次の位置がデフォルトなら問題ありませんが、「上」や「下」などに設定してしまっていると、目次の表示を見落としている可能性があります。
「設定」→「TOC+」と進み、「位置」がデフォルト表示になっているか確認してください。
表示条件を確認
表示条件がデフォルトの「4」になっている場合、見出しが4つ以上ないと目次が生成されません。
見出し数が少ない場合は、「2」などに設定しておきましょう。
コンテンツタイプの選択を確認
これが一番よくある設定ミスです。
「以下のコンテンツタイプを自動挿入」の箇所で、「post」にチェックが入っているか確認してください。
「post」が通常の投稿記事で、「page」が固定ページのことです。
「post」のチェックが外れていると、記事に目次が生成されなくなります。
上級者向け設定の確認
「除外する見出し」を確認
通常なら、ここは特に設定していないと思いますが、ここで設定した文字列は、目次に表示されなくなります。
見出しレベルを確認
ここでチェックが外れている見出しは、目次に表示されなくなります。
全部チェックが外れているなら、目次自体が生成されません。
パス限定
ここで特定のページを設定すると、それ以外のページに目次が生成されなくなってしまいます。
最後にまとめ
繰り返しになりますが、目次はユーザビリティの面でも、SEOの面でも重要な役割を持っています。
Table of Contents Plusなら、プラグインをインストールするだけで、簡単に目次を自動生成してくれます。
設定も特に難しくないと思うので、ぜひ導入してみてください。